2017年06月03日

ヒメヒカゲ

先週二日に亘るウラゴマダラシジミの観察で精魂を使い果たし、今週は休養をと思っていたのですが
習性なのか習慣なのかやはり出掛けてしまいました。
低地性ゼフィルスを探して朝からコナラ林をペシペシ叩いても何も出ないので、ヒメヒカゲの里山へ
お邪魔することにしました。
現地ではそれほど数多くはありませんでしたが、草付き斜面に姿が確認できました。
先客が2名、一人はなんとvyvさんでした。
待ち合わせたわけではないのですが少しの時間差で同じようなコースを廻っていたようです。

himehikage20170603_4.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
後翅の眼状紋の一番上に小さな紋があり5個の眼状紋を持つ個体。
毎年観察していますがここでは4個が一番多いように思います。


himehikage20170603_5.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
金色の眼状紋の周りを黒で縁取ったメス。
前翅の紋も大きくてなかなかゴージャスな印象です。


himehikage20170527_1.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
実は先週もフライング覚悟でちょっと立ち寄りました。
発生初期で数も少なく数頭確認できただけ。
その時見つけた驚愕(大げさ)の個体。
一見して何か違和感がありませんか?
前翅の眼状紋の並びが変です。縦に並ぶべき紋が一つ横に並んでいます。
どうやら同列転換(ホメオシス)のようです。
こんなヒメヒカゲを見たのは初めて。


himehikage20170527_2.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
反対側はどうなっているかというといたって普通でした。
見つけたのが奇跡というべきでしょう。

今日は今日でいいものを見せていただきました。
この地で保護活動をしているグループのお一人がビデオカメラを回しているところに行き当たり
お声掛けすると蛹から抜けたばかりのヒメヒカゲが目の前にいるというではありませんか。

himehikage20170603_1.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
厚かましくもお願いして横撮りさせていただきました。
羽化直後で口吻がまだ2本に分かれています。隣には蛹の抜け殻が・・・
翅もまだフニャフニャなのが分かります。


himehikage20170603_2.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14


himehikage20170603_3.jpg
E-M1MarkU+ED40-150mmF2.8PRO+MC14
ヒメヒカゲの蛹と蛹化場所を観察したのは初めて。
貴重なシーンを快く撮影させてくださったS様ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

なおここは保護地ですので採集禁止です!
posted by atomzizi at 20:59| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする